メッセージ

2014年3月8日の投稿から

さて、毎年例大祭には大勢の子ども達が参加しています。太鼓にチャレンジする子ども達も大勢いまして、年々増えています。嬉しいことです!

これから北高森の太鼓、太鼓部についてお話しさせて下さい。少し長くなりますがお付き合い願います ☆彡

まず歴史。色々な説がありますが、大体この辺り(伊勢原、平塚、秦野などの農村部落)では昭和の始めだと言われています。
一度、太平洋戦争で廃れまして、高度経済成長期に復活したそうです。各地の「太鼓連」も結成40年前後が多いです。北高森も例外ではないでしょう。たいした歴史のある文化ではないようです!! (^^;;
しかし、祭りとなると太鼓はつきもの。
あちこちで盛大に叩かれ、大事されています。

もちろん北高森でも大事にされていたのでしょう。が、ここ最近ではすっかり廃れがちで指導できる方が一人しかいない現実がありました。栢沼英雄老師です。
それと矛盾するかのように大勢の子ども達は太鼓に参加してくれるのです。
その現実に危機感をおぼえ、英雄老師が元気なうちに太鼓を盛り上げようと綾部を太鼓部長とした新しい太鼓部として昨年よりアクティブに活動しています。

北高森には自治会、敬老会、消防団、北栄会、子供会とさまざまな組織がありますね。各組織は縦に割れていて横に連なって協力することはまずありません。残念です…
あっても役割分担という形です。

では「太鼓連」(組織ではありません 太鼓に携わる者の総称です)はどうでしょう?
太鼓には老いも若きも、男性でも女性でも連なって演奏できるという魅力があります。
一つの楽曲に各役割を持って参加する。そこには何の隔たりもありません!

分け隔てなく同じ目的(例大祭、夏祭りなど)に同じ目標(和を奏でる)を持って取り組める…

ちょっと素敵じゃないですか ⁉︎

理念としては…

「太鼓は縦に割った北高森の各組織を螺旋状に繋ぎ合わせる縄のようなもの。その縄は一本の太く、強い柱をつくる」

といったところでしょうか⁉︎ (笑)

おかげ様で太鼓を通してたくさんの子ども達と触れ合う事もできました!
名前もずいぶん覚えましたッ (^O^☆♪

みんな素直に真面目に太鼓と向かい合ってくれます。そんな「可愛い頑張り」に助けられました!勇気をもらいました!

知らないフリしてる普通のオッさんでは得られない「ワクワク・ドキドキ」や、彼らのキラッと輝く一瞬を目の当たりにしたり、あまりの素直さにハッとしたり、すっかり忘れてた純粋な気持ちを思い出させてくれたり…
と、子ども達がくれるちょっとした感動に感謝してます!!

なんとか楽しく笑いながら私たちの「里囃子 (さとばやし)」を守れないか…

なんとか負担の偏りなく協力し合えないか…

実は素通りしてはいけない問題の提起を子ども達からされてるような気がしてしまいます。
何かを大人に期待している目力を感じちゃいます。

太鼓を通じて組織を超え、世代を超え、「少しの負担を笑いながら支える」そんな環境に自然となればいいなぁ…と思っています。

その為に頑張っています‼︎

とは言いません。北高森北栄会 太鼓部は

「頑張らない、でも諦めない!」

を合言葉に眉間にシワよせて考え込むことなく、楽しく笑いながら地道に活動しています。
一生懸命に取り組むなんてさらさらゴメンといったとこですッ (≧∇≦)

私達、トボけたおっさんの集まりですが皆さんと一緒にイベントを大成させ、皆さんと一緒に子ども達の成長や笑顔を見守りたいです!

2016年2月20日の投稿から

この度、市より北高森の子ども達の太鼓が「善行者表彰」されることとなりました。英雄さんより引き継ぎ協力して活動してきたご褒美!?かな??と思ってます。
太鼓部長としての三年間、皆さんには何かとお騒がせしました。(。--。) 私事のPTA活動を含め、縦にある各組織を横に繋ぐ役割は思った以上に大切で重要なものでした。パワーも浪費しました。()
が、疲れて肩を落とし下を向くとそこには子ども達の笑顔があったり…
「子ども目線」には時にハッとさせられたり、元気をもらったりと。「ぐったり」したオッさんは何度も助けられたものです。^^;
この三年間、「オッさん」について色々と考えました。研究しました。実践してみました。
北高森の全ての美しく、誇り高い、愛すべくオッさん達へ… ありがとうをこめて。
「オッさん (おッ3 )」の心得☆
一つ、
滅多な事には怒らない!(おこらない)

一つ、
自分磨きを怠らない!(おこたらない)

一つ、
上手く行っても決して奢らない!(おごらない)